自治会などでも申請可

やぐら

街を歩いていると、建物や車などに「この設備は宝くじ助成金で整備しました」というような表示を見かけることがあります。宝くじの売上金は本来、地域振興のために使われるものであり、市町村だけでなく町内会や自治会などでも、申請すれば宝くじ助成金の交付を受けることができます。助成を実施しているのは一般財団法人自治総合センターというところで、目的によって異なりますが100万円から250万円まで、10万円単位で交付されます。自治総合センターのホームページには、毎年一定の時期に募集要項が掲示されます。交付を受けたい団体は都道府県知事を通じて申請書を提出する必要があります。まずは身近な役場で相談してみるとよいでしょう。

助成対象となる事業とは

宝くじ助成金の助成対象になる事業にはいろいろありますが、代表的なのは一般コミュニティ助成事業やコミュニティセンター助成事業です。身近なところで言えば、町内会で使う椅子や机を購入したり、エアコンを設置したりするのに役立ちます。地域防災組織育成助成事業は、定期的な防災訓練を実施する費用や、消防団などの備品を揃える費用などに使えるでしょう。青少年健全育成助成事業、地域づくり助成事業といった項目も並んでいます。また地域の芸術環境づくり助成事業や地域国際化推進助成事業も対象となっており、たとえば世界的に有名なオーケストラを招いて演奏会を実施するといった活用方法もあります。

地域の伝統を守るために

東京一極集中による人口流出・過疎化によって、地方ではコミュニティの活力低下が問題になっています。伝統的な祭りや盆踊りなどの年中行事も、担い手不足や資金不足のために縮小・廃止せざるを得ない事態が起きています。こうした場合こそ宝くじ助成金を積極的に活用するべきでしょう。たとえば秋祭りで使用する神輿や山車の修復、盆踊りで使うやぐらの設置などに助成金を利用することができます。もちろん伝統行事でなくても、新たに運動会や文化祭などを開いてコミュニティを盛り上げたい・地域おこしをしたい場合があります。宝くじ助成金は、各種イベントで使うステージや音響設備などの設置費用にも使えます。小型軽量で耐久性があり、一度購入すれば何度でも使用できる設備を選ぶことで、次年度からも継続的にイベントを開催できるようになります。宝くじ助成金を上手に活用して、費用のかからない地域おこしを検討してみてはいかがでしょうか。

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